「離婚したら運命は変わるか」

 

 離婚したら運命は変わるのか?

 

ということを思っている人がいるようです。

 

はっきりと結論から言って、離婚だけでは運命を変えることは難しいと言えるでしょう。

 

運命を変えるというのは、あくまで個人的な概念であるので、運命を変えるなら、離婚によってではなく、自分自身を変える必要があると考えられます。

 

例えばこれは、今している仕事に嫌気がさし、仕事を変更すれば運命は変わると言っていることに似ています。

 

もちろん、何かしらの変化は期待できるでしょう。

 

しかし、自分が本気で変わらないことには、概ね以前の職場で起きた問題や嫌なことは、次の職場や仕事でも起こる可能性があります。

 

これはより正確な表現で言うなら、以前の職場で起きたことと同じ体験を自分がする可能性が高い、と言えます。

 

同じ体験というのは、自分の現状の認識によって実は全く違う現象に対して、過去と同じだと認識してしまいやすいことによって起こります。

 

人の脳機能は、記憶をとても重要としている傾向があり、記憶とは過去の体験と今の現状や現象と比べて、同じものか違うものかを判断していることがあるのです。

 

例えば、以前に蛇を見てで怖い目に会った時があったとします。

 

蛇を見るのも怖いし、また触るなど持ってのほかでしょう。

 

そしておもちゃの蛇を見た時にとても驚き、逃げ出してしまったとします。

 

以前あなたを怖がされた蛇とは全く違う蛇なのに、全ての蛇やそれに似た形状のものが怖いと判断してしまうのです。

 

これは記憶と負の感情が脳に蓄積されていて、蛇を見たら拒絶反応をするように、仕向けられていることが示唆されます。

 

これは何も蛇だけではありません。

 

つまり、自分の中に潜んでいる過去の記憶やその反応を、自分でよく探り、それを変えていく努力をしないと、未来は変わらない可能性が高いのです。

 

蛇のおもちゃに驚いたり、怖がっているような自分の記憶を探り、それは怖いものではないし、大丈夫だという新しい認識を自分で変えていくことが重要なのです。

 

そうでないと蛇やそれに似た形状のものに対して、全く同じ認識と捉え方をしてしまうことが、今後もずっと続くことにつながるでしょう。

 

運命の人と、または今の人と離婚をしたからと言って、何かが変わるかと言ったら見た目の景色だけのことが多くあるのです。

 

 

自分の中身を変えること、それをすると、たとえ今の結婚生活に嫌気がさしていても、全く違う考えや、景色が見えたり、気が付いたりもします。

 

離婚するという決断よりも前に、自分と向き合うことがとても大切だと言えるでしょう。

 

だってもしかすると、今の人があなたの運命の人だと気がつくかも知れないからです。