3「運命の人と出会うには、自分を知ること」

 

これは上述したように、運命の人が誰であるかを知るには、まず自分を知ることに通じることです。

 

つまり、自分を知ることによって、誰が運命の人であるかが無意識的に理解し始め、それが理解されるようになると、運命の人に出会うことも可能となると言うことです。

 

あなたの知ること、つまり自分を知ることは、多くの人が避けていることの一つだと言えます。

 

自分を知る方が自分の人生や運命の人など、良いことが多く起こりやすいのに、それをしようとしないのです。

 

なぜでしょう?

 

 

それは、人は自分を守りたがる生き物だから、と言うことができます。

 

自分を知ることは、実は本能的にとても怖いものであったり、恐怖体験だったりします。

 

その理由は、私たちの脳機能が、いつも現状の自分でいようとするからであり、現状から離れようとすることを嫌うからだと言えます。

 

私たちの脳の機能は、現状の自分をとてもよく知っていますが、一方で、本当の自分、つまり、奥底に眠っている本質的な自分に目を向けようとしない傾向があるのです。

 

その理由とは、その本質的な部分を否定されることが、脳は最も嫌がるからです。

 

では、否定されたくない人の本質的な部分とは、一体何でしょうか?

 

それは、人の欲求であり、否定とは、それから離れることです。

 

本質的なものとは、とてもわかりやすく言うと、人の欲求であり、欲望です。

 

食べることや、寝ること、愛されることなどを指します。

 

人の脳はこれをとても重要にし、それがたくさん得られるために生きようとします。

 

そして、それが得られそうな時には、とても多くの力を発揮しようとします。

 

 

一方で、欲求が満たされていない時、人はとてもネガティブな思いを抱きます。

 

恋愛でいうと、寂しい、悲しいなどの感情が大きくなったり、また幸せそうなカップルや人を見ては、羨ましいと思うものです。

 

これは脳があなたに、欲求が満たされていないことを伝え、それを満たすようにと仕向けている働きだと言えます。

 

脳は欲求を満たそうと、あなたをいつも動かせているようなものです。

 

それは食べることや寝ることに限らず、愛情で満たされることも同じことなのです。

 

つまり、あなたが向き合うべきは、あなたの脳内で起きている思考であり、それを自分で気がつき、正しい道へ導かなくてはならないのです。

 

脳は欲求を満たすことを否定されるのを、とても怖がり、その怖さはそのまま、あなたへと伝えていきます。

 

怖さを感じたあなたは、もうそんなことは思うまいと、考え方を脳に改めさせられてしまうのです。

 

例えば、あなたが運命の人と出会う必要はない、運命の人などいらない、そう考えたら、途端に悲しくなったり、人生がつまらなく感じたりするでしょう。

 

脳は、あなたにそうするなと命令し、同時にその欲求を捨てて欲しくないのです。

 

 

これを繰り返していくと、あなたは運命の人に近づくどころか、間違った人を運命の人だと勘違いしたり、あるいは運命の出会いから遠ざかる傾向になるでしょう。

 

 

それは、なぜか?

 

 

運命の出会いを求めさせている脳が、それを見つける手助けをしてくれていないからです。

 

脳はあなたに欲求を満たすように追わせますが、それを見つける手助けはしてくれないのです。

 

脳機能は、欲求を満たすことに働きが傾くほど、あなたの視野を狭くし、考えを制限し、今すぐに手に入るものだけを、一生懸命に追わせようとするのです。

 

一生懸命に追っているのは、あなたが本当に欲しいものかどうか、そんなことはお構いなく、手に入る確実性のあるものだけに、焦点を絞り込みます。

 

上述でも言いましたが、あなたが今すぐに手に入るものは、あなたの現状を超えたものではなく、今のあなたの限界的なものがほとんどです。

 

たとえ時として、限界以上のものを手にすることもあります。

 

しかし、それはやがて手の中からすり抜けていくように、離れ、消えて、元に戻ってしまうのです。

 

これに似た経験はないでしょうか?

 

もしあるのなら、それは自分が変わったのではなく、ただ何かが目の前を通り過ぎたのに似ています。

 

運命の人と出会うには、このような脳の機能や働き、そして習慣を変えていく必要があるのです。

 

それが「まず自分を知る」ということなのです。